義経記(ぎけいき)は、源義経とその主従を中心に書いた軍記物語で、南北朝時代から室町時代初期に成立した 能や歌舞伎、人形浄瑠璃など、後世の多くの作品に影響を与えた
名作速読朗読文庫vol.91 義経記 Professional版
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義経記(ぎけいき) (原文)
作者不詳
内容
義経記(ぎけいき)は、源義経とその主従を中心に書いた軍記物語で、南北朝時代から室町時代初期に成立したといわれている。能や歌舞伎、人形浄瑠璃など、後世の多くの文学作品に影響を与え、今日の義経やその周辺の人物のイメージの多くは『義経記』によるものである
義経及びその主従などの登場人物たちがよく感情を表し、生き生きと書かれている。 分類は軍記物語ではあるが、『平家物語』のように華々しい合戦の時期に重点が置かれているのではなく、義経の幼少期・出世・没落の時期に重点が置かれている。
本文内容見本
義経記巻第一(だいいち)
義朝(よしとも)都落(みやこおち)の事(こと)
本朝(ほんちょう)の昔(むかし)を尋(たづ)ぬれば、田村(たむら)、利仁(としひと)、将門(まさかど)、純友(すみとも)、保昌(ほうしょう)、頼光(らいくわう)、漢(かん)の樊(はんくわい)、張良(ちょうりょう)は武勇(ぶゆう)と雖(いえど)も名をのみ聞(き)きて目(め)には見(み)ず。目(ま)のあたりに芸(げい)を世にほどこし、万事の、目(め)を驚(おどろ)かし給(たま)いしは、下野(しもつけ)の左馬頭(さまのかみ)義朝(よしとも)の末(すえ)の子、九郎義経(よしつね)とて、我(わ)が朝(ちょう)にならびなき名将軍(めいしょうぐん)にておはしけり。父(ちち)義朝(よしとも)は平治(へいぢ)元年+十二月+二十七日に衛門督(えもんのかみ)藤原(ふじはらの)信頼卿(のぶよりのきょう)に与(くみ)して、京の軍(いくさ)に打(う)ち負(ま)けぬ。
名作速読朗読文庫vol.91 義経記 Professional版
義経記(ぎけいき)
vol 件数 作家名 作品名 文字数 文章量
91 1 作者不詳 義経記巻第一 義経記 内容 691 小
91 2 作者不詳 義経記巻第一 義朝(よしとも)都落(みやこおち)の事(こと) 1274 小
91 3 作者不詳 義経記巻第一 常盤(ときは)都落(みやこおち)の事(こと) 2020 小
91 4 作者不詳 義経記巻第一 牛若(うしわか)鞍馬入(くらまいり)の事(こと) 1673 小
91 5 作者不詳 義経記巻第一 聖門(しようもん)坊(ばう)の事(こと) 2738 小
91 6 作者不詳 義経記巻第一 牛若(うしわか)貴船詣(きゅうねまうで)の事(こと) 2655 小
91 7 作者不詳 義経記巻第一 吉次(きちじ)が奥州物語(おうしゅうものがたり)の事(こと) 5055 中
91 8 作者不詳 義経記巻第一 遮那王殿(しやなわうどの)鞍馬出(くらまいで)の事(こと) 4211 中
91 9 作者不詳 義経記巻第二 鏡(かがみ)の宿(しゅく)吉次(きちじ)が宿に強盗(ごうとう)の入(い)る事 6149 大
91 10 作者不詳 義経記巻第二 遮那王殿(しやなわうどの)元服(げんぶく)の事(こと) 1771 小
91 11 作者不詳 義経記巻第二 阿濃(あの)の禅師(ぜんじ)に御対面(ごたいめん)の事(こと) 1786 小
91 12 作者不詳 義経記巻第二 義経(よしつね)陵(みささぎ)が館(たち)焼(や)き給(たま)う事 2381 小
91 13 作者不詳 義経記巻第二 伊勢(いせの)三郎はじめて臣下(しんか)になる事 9560 大
91 14 作者不詳 義経記巻第二 義経(よしつね)はじめて秀衡(ひでひら)対面(たいめん)の事(こと) 2347 小
91 15 作者不詳 義経記巻第二 鬼一(おにいち)法眼(ほうがん)の事(こと 17764 大
92 1 作者不詳 義経記巻第三 義経記 内容 643 小
92 2 作者不詳 義経記巻第三 熊野の別当(べっとう)乱行の事(こと) 4036 中
92 3 作者不詳 義経記巻第三 弁慶(べんけい)生(う)まるる事 3762 中
92 4 作者不詳 義経記巻第三 弁慶(べんけい)山門(さんもん)を出(い)づる事 11181 大
92 5 作者不詳 義経記巻第三 書写(しょしゃ)炎上(えんじょう)の事(こと) 8924 大
92 6 作者不詳 義経記巻第三 弁慶(べんけい)洛中(らくちゅう)において人の太刀を取(と)る事 3672 中
92 7 作者不詳 義経記巻第三 義経(よしつね)弁慶(べんけい)君臣の契約(けいやく)の事(こと) 6481 大
92 8 作者不詳 義経記巻第三 頼朝(よりとも)謀反(むほん)の事(こと) 5010 中
92 9 作者不詳 義経記巻第三 義経(よしつね)謀反(むほん)の事(こと) 2017 小
92 10 作者不詳 義経記巻第四 頼朝(よりとも) 義経(よしつね) 対面(たいめん) の 事(こと) 4637 中
92 11 作者不詳 義経記巻第四 義経(よしつね) 平家(へいけ) の 討手(うつて) に 上(のぼ)り 給(たま)う 事 4689 中
92 12 作者不詳 義経記巻第四 腰越(こしごえ) の 状 の 事(こと) 2746 小
92 13 作者不詳 義経記巻第四 土佐坊(とさ ばう) 上洛 の 事(こと) 22850 大
92 14 作者不詳 義経記巻第四 義経(よしつね) 都落(みやこおち) の 事(こと) 9102 大
92 15 作者不詳 義経記巻第四 大物(だいもつ) 合戦(かっせん) の 事(こと) 9852 大
93 1 作者不詳 義経記巻第五 内容 697 小
93 2 作者不詳 義経記巻第五 判官(はんかん)吉野山(よしのやま)に入(い)り給(たま)う事 5334 中
93 3 作者不詳 義経記巻第五 静(しづか)吉野山(よしのやま)に捨(す)てらるる事 5294 中
93 4 作者不詳 義経記巻第五 義経(よしつね)吉野山(よしのやま)を落(お)ち給(たま)う事 4729 中
93 5 作者不詳 義経記巻第五 忠信(ただのぶ)吉野(よしの)に止(とど)まる事 7804 大
93 6 作者不詳 義経記巻第五 忠信(ただのぶ)吉野山(よしのやま)の合戦(かっせん)の事(こと) 16218 大
93 7 作者不詳 義経記巻第五 吉野(よしの)法師(ほうし)判官(はんかん)を追(お)ひかけ奉(たてまつ)る事 15537 大
93 8 作者不詳 義経記巻第六 忠信(ただのぶ)都(みやこ)へ忍(しの)び上(のぼ)る事 4071 中
93 9 作者不詳 義経記巻第六 忠信(ただのぶ)最期(さいご)の事(こと) 7488 大
93 10 作者不詳 義経記巻第六 忠信(ただのぶ)が首(くび)鎌倉(かまくら)へ下(くだ)る事 2291 小
93 11 作者不詳 義経記巻第六 判官(はんかん)南都(なんと)へ忍(しの)び御出(おい)である事 6915 大
93 12 作者不詳 義経記巻第六 関東(かんとう)より勧修坊(くわんじゅばう)を召(め)さるる事 14783 大
93 13 作者不詳 義経記巻第六 静(しづか)鎌倉(かまくら)へ下(くだ)る事 9184 大
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94 8 作者不詳 義経記巻第七 直江(なほえ)の津(つ)にて笈(おひ)探(さが)されし事 12336 大
94 9 作者不詳 義経記巻第七 亀割山(かめわりやま)にて御産(おさん)の事(こと) 4661 中
94 10 作者不詳 義経記巻第七 判官(はんかん)平泉(ひらいずみ)へ御著(おんつき)の事(こと) 1799 小
94 11 作者不詳 義経記巻第八 継信(つぎのぶ)兄弟(きょうだい)御弔(とぶら)ひの事(こと) 6729 大
94 12 作者不詳 義経記巻第八 秀衡(ひでひら)死去(しきよ)の事(こと) 2497 小
94 13 作者不詳 義経記巻第八 秀衡(ひでひら)が子供(こども)判官(はんかん)殿(どの)に謀反(むほん)の事(こと) 5148 中
94 14 作者不詳 義経記巻第八 鈴木(すずき)の三郎重家(しげいへ)高館(たかだち)へ参(まい )る事 1304 小
94 15 作者不詳 義経記巻第八 衣河(ころもがは)合戦(かっせん)の事(こと) 7240 大
94 16 作者不詳 義経記巻第八 判官(はんかん)御自害(ごじがい)の事(こと) 4463 中
94 17 作者不詳 義経記巻第八 兼房(かねふさ)が最期(さいご)の事(こと) 1452 小
94 18 作者不詳 義経記巻第八 秀衡(ひでひら)が子供(こども)御追討(ついたう)の事(こと) 1310 小
文字数合計 378321