島崎 藤村（しまざき とうそん）は、詩人、小説家でロマン主義詩人として『若菜集』などを出版。さらに小説に転じ、『破戒』『春』などで代表的な自然主義作家となった
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名作速読朗読文庫vol.327Pro版 島崎 藤村全集2
島崎 藤村（しまざき とうそん）
1872年3月25日- 1943年8月22日）は、日本の詩人、小説家。本名は島崎 春樹（しまざき はるき）。信州木曾の中山道馬籠 生まれ。
『文学界』に参加し、ロマン主義詩人として『若菜集』などを出版。さらに小説に転じ、『破戒』『春』などで代表的な自然主義作家となった。
『家』、姪との近親姦を告白した『新生』、父をモデルとした歴史小説の大作『夜明け前』などがある。
主な作品
若菜集（1897年8月、春陽堂）
一葉舟（1898年6月、春陽堂）
夏草（1898年12月、春陽堂）
落梅集（1901年8月、春陽堂）
藤村詩集（1904年9月、春陽堂）
旧主人（1902年11月、『明星』）
破戒（1906年3月、自費出版）
春（1908年10月、自費出版）
家（1911年11月、自費出版）
桜の実の熟する時（1919年1月、春陽堂）
新生（1919年1、12月、春陽堂）
ある女の生涯（1921年7月、『新潮』）
嵐（1926年9月、『改造』）
夜明け前（1929年1月、1935年11月、新潮社）
千曲川のスケッチ（1912年12月）
眼鏡（1913年2月、実業之日本社）
ふるさと（1920年12月、実業之日本社）
おさなものがたり（1924年1月、研究社）
幸福（1924年5月、弘文館
本文内容見本
14夜明け前 第一部上 島崎藤村
序の章 一
木曾路《きそじ》はすべて山の中である。あるところは岨《そば》づたいに行く崖《がけ》の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道《かいどう》はこの深い森林地帯を貫いていた。
東ざかいの桜沢から、西の十曲峠《じっきょくとうげ》まで、木曾十一 宿《しゅく》はこの街道に添うて、二十二里余にわたる長い谿谷《けいこく》の間に散在していた。道路の位置も幾たびか改まったもので、古道はいつのまにか深い山間《やまあい》に埋《うず》もれた
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名作速読朗読文庫vol.327 Professional版 島崎 藤村全集2
NO VOL 件数 選択 作家名 TITLE カテゴリー 文字数 文字量
17 327 1 日本文学 島崎 藤村 新生1 小説 101561 大
18 327 2 日本文学 島崎 藤村 新生2 小説 98425 大
19 327 3 日本文学 島崎 藤村 新生3 小説 84770 大
20 327 4 日本文学 島崎 藤村 新生4 小説 82141 大
21 327 5 日本文学 島崎 藤村 足袋 小説 1496 小
22 327 6 日本文学 島崎 藤村 千曲川のスケッチ 小説 91437 大
23 327 7 日本文学 島崎 藤村 並木 小説 10796 大
24 327 8 日本文学 島崎 藤村 伸び支度 小説 11221 大
25 327 9 日本文学 島崎 藤村 二人の兄弟 小説 2405 小
26 327 10 日本文学 島崎 藤村 船 小説 12981 大
27 327 11 日本文学 島崎 藤村 分配 小説 18511 大
28 327 12 日本文学 島崎 藤村 芽生 小説 27747 大
29 327 13 日本文学 島崎 藤村 雪の障子 小説 1340 小
30 327 14 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部上1 小説 79210 大
31 327 15 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部上2 小説 68752 大
32 327 16 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部上3 小説 82580 大
33 327 17 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部下1 小説 66912 大
34 327 18 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部下2 小説 73325 大
35 327 19 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第一部下3 小説 71723 大
36 327 20 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部上1 小説 81023 大
37 327 21 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部上2 小説 68440 大
38 327 22 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部上3 小説 55735 大
39 327 23 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部下1 小説 98021 大
40 327 24 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部下2 小説 64342 大
41 327 25 日本文学 島崎 藤村 夜明け前 第二部下3 小説 76588 大
合計冊数 25 文字数合計 915738
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